臨済宗　建長寺派　独園寺

本尊：釈迦如来

開創：元和5年（1619）

開山：一峰乾存禅師

臨済宗建長寺派深浦山獨園禅寺として、徳川幕府第二代将軍秀忠の時代、北郷地域古来の霊場に鎮魂の寺院として建立されました。但し、それ以前にも寺自体は存在していたと推測されます。

※鎌倉時代以前は現在のような宗派寺院ではなく、各地霊場には先祖供養の場として人々が集う寺院が存在していました。

寺名の由来は天竺五精舎の一つ祇園精舎（正式名は祇樹給孤独園精舎）から命名されました。

寺の裏手の山は全体が北郷地域古来の霊場でした。西南の役の官軍兵士を埋葬した官修墓地周辺から深浦隧道(当時の住職が手掘した)の辺りまで境内墓地として鎮魂・供養していました。